運動会を研修に!

「運動会フェス」は、誰もが知っている、そして体験したことがある運動会に「働き方改革」や「健康経営」を取り入れた新しい研修プログラムです。

オフィスマッチモデル
運動会を研修にした「運動会フェス」っていう研修プログラムがあるって聞いたんですけど、どんなことをするんですか?
オフィスマッチモデル

Aさん

こんにちは、オフィスマチコです。興味を持っていただきありがとうございます。色々な質問や疑問にお答えさせていただきます。まずは現在職場で起こっている問題や課題について整理してみましょう。
オフィスマッチモデル

オフィスマチコ

職場の様々な課題や問題

オフィスマッチモデル

職場の課題・問題

よく聞かれるのは「生産性の減少・低下」「離職率」「イノベーションの喪失」それ以外にも「従業員の高齢化」や「メンタルの問題」「医療費負担増」など多岐にわたります。
オフィスマッチモデル

オフィスマチコ

問題が山積みですね。何か解決方法はあるのですか?
オフィスマッチモデル

Aさん

私たちが注目しているのは「幸せな組織」です。それには「心理的安全性」が重要だということがわかっています。さらに「心理的安全性」を高める要因の一つが「雑談」です。この「雑談」を作り出すのに「運動会」がとても最適なツールだと言えます。
オフィスマッチモデル

オフィスマチコ

なるほど、確かに運動会の前後では色々な話題が飛び交いますね。でも運動会をやっている職場って既にありますよね。
オフィスマッチモデル

Aさん

確かに運動会を既に行っている職場はありますが、ここで重要な点は「今の時代にあった運動会の手法」か?どうか?
オフィスマッチモデル

オフィスマチコ

今の時代にあった運動会の手法って?
オフィスマッチモデル

Aさん

まずは人口ボーナス期とオーナス期を理解しましょう。
オフィスマッチモデル

オフィスマチコ

まずは人口ボーナス期・オーナス期を把握しよう!

ハーバード大学David E. Bloomが1990年代に提唱した考え方で,人口構造が経済に与える影響を示した説。日本が高度経済成長を遂げた時代がまさに「ボーナス期」であり、1990年後半からは「オーナス期」へ突入しています(諸外国の動向)。

人口ボーナス期(1960〜1990年代)とは?

人口ボーナス期は「若者の比率が高く、高齢者の比率が非常に少ない人口構造の状態」を指します。この人口比率にある国は、安い労働力があふれることで、早く・安く・大量に仕事をこなして世界の市場を凌駕する事が出来ます。かつ一方では、社会保障費が極めて低く、国として儲かったお金は全てインフラ投資へ回すことができるので、爆発的な経済発展(東アジアの奇跡などが主な事例)が実現できます。また人口ボーナス期は一度終わると二度とこないという特徴を持ち合わせています。

人口オーナス期(2000〜2020年代)とは?

人口オーナス期は「若者の比率が低く、高齢者の比率が非常に高い人口構造の状態」を指します。オーナスとは「重荷・負荷」の意味です。人口の構造が、その国の経済に対して重荷に働く時期ということです。人口ボーナス期における経済発展の結果、富裕層が子どもに教育投資を初めて高学歴化し人件費が上昇し、世界中からの仕事が集まらなくなります。高学歴化により男女ともに結婚・出産年齢が後ろ倒しとなり、少子化になります。また、経済成長により医療や年金システムが充実すると寿命が伸び、高齢者率が増加し、社会保障費が増大するので一人当たりGDPが横ばいになります。人口オーナス期の典型的な問題は、労働力人口の減少・働く世代が引退世代を支える社会保障制度の維持困難です。

オフィスマッチモデル
総務省統計局「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(平成24年1月推計)

「経済発展しやすい働き方」と「マネジメント」の違い

人口ボーナス期と人口オーナス期では「経済発展しやすい働き方」が異なります。つまりマネジメント手法も異なってきます。人口ボーナス期と人口オーナス期、それぞれにあった働き方とマネジメント手法を理解しましょう。

人口ボーナス期(1960〜1990年代)の場合

一部の24時間型の人材に思い切り仕事をしてもらうマネジメントで、チームメンバーを比較し競わせあって発破をかけ大量生産に長けたチームを作ることが経済発展を促します。

働き方
なるべく男性が働く

重工業の比率が高い(筋力・体力系の業務が多い)。

なるべく長時間働く

早く安く大量に作って勝つために時間=成果に直結する。

なるべく同じ条件の人を揃える

均一な「モノ」を大量に提供することで市場ニーズを満たせる。

マネジメント手法

労働力は余っているので、わかりやすい一定条件で足きりをするのが納得させやすい。転勤や残業でふるい落として、会社への帰属意識・忠誠心を高める手法が経営者として有効。労働者は代えがきくので、立場は弱く、一律管理することが出来る。

カリスマ型
緊張・叱咤
ティーチング(指示命令)

人口オーナス期(2000〜2020年代)の場合

多様な背景を持つ人材の意欲を上げ、仕事のやりかたを属人化させずにチームで成果を出すマネジメントです。情報を抱え込まず、共有するメンバーを高く評価することが不可欠で情報共有を下支えするために徹底したデジタル化を率先して進めます。

働き方
なるべく男女ともに働く

頭脳労働の比率が高い、かつ労働力は足りないので使える労働力はフルに活用する。

なるべく短時間で働く

時間当たりの費用が高騰する(日本人の時給は中国人の8倍インド人の9倍)。ミスなく質の高い仕事をするためにも、短時間で成果を出す癖を徹底的にトレーニングしないと利益が出ない。 男性も介護で時間制約。

なるべく違う条件の人をそろえる

今まで当たり前にやっていたビジネスが通用しなくなる。社会の課題を解決するような新しい価値の創造が求められる。

マネジメント手法

多様な人材がフラットに議論できて、はじめてそのイノベーションが生まれる。働き方を変え、多様な人が活躍し、イノベーションで勝つ!

心理的安全性
弱みをさらけ出せる
コーチング(傾聴承認)
なるほど、人口ボーナス期とオーナス期では、働き方とマネジメント手法にこんなにも違いがあるんですね。
オフィスマッチモデル

Aさん

その違いを踏まえて、次に人口オーナス期に運動会を行う上で、特に重要なポイントを5つにまとめてみました。
オフィスマッチモデル

オフィスマチコ

運動会フェス5つのポイント

社員への投資

オーナス期の日本では生産年齢人口の減少による人手不足と高齢化による社会保障費の負担増が顕著です。同様に職場でも現在の従業員が10年後もそのまま年齢を重ね主力部隊の高齢化が進んでいきます。そんな「今の従業員」が10年後も「輝きながら活躍できる環境づくり」が急務です。

植物の種は栄養を与えないと成長しません。会社も成長のために「ハード面」や「システム」に投資します。同じく従業員へも栄養を与える=投資することが重要です。これは「企業の根幹・基盤はヒト」たる由縁です。
健康経営とは経営陣と従業員が一緒に「心身の健康の維持や増進」に取り組むことで、組織内コミュニケーションの活性化や企業イメージ、業績を中長期的に向上させていくことです。見えにくいコストである「プレゼンティーズム(出社してはいても、何らかの理由で能力を十分に発揮できない心身の健康状態)」を低減させながら、創造性高く働きやすい職場環境づくりを目指す経営方針、それが健康経営です。

そんな健康経営の要素を「運動会」に練込み研修として体験できる、それが運動会フェスです。

業務としての運動会

これまでの運動会は「休日」に「1日かけて行う」ことが当たり前、その結果「時間」と「労力」を取られ「運動会=余計なこと」なんてことも。

運動会フェスでは、運動会を「業務」とみなし、準備から本番まで「就業時間内」に「チーム単位」で「マネジメント」します。具体的には、個人やチームの「理想(ありたい姿)」を共有し、「チーム」で「時間あたり生産性」と「業務の脱・属人化」を進め、運動会を通して「働き方改革」を推進していきます。

心と体を可視化

運動会は記録や順位が気になりますよね。同じく自分の体を「数値化」することで「運動会 前・後」で、どのような変化や成長を描くのかを振り返りることが重要です。

健康アンケートで自身の「栄養・運動・睡眠」、「心理的安全性」や「プレゼンティーズム」、さらにはフィジカル測定(ケガゼロ)でケガを予測・見える化し、「自分ごと」として「腹落ち」した「今の自分」を可視化します。そして個人ではなくチームで課題や問題に取り組んでいきます。

心理的安全性と雑談

「心理的安全性が高い」と「生産性が高い職場」が生まれます。その心理的安全性の潤滑油となるのが「雑談」です。職場の階層や部署の垣根を超えていつでも雑談ができる職場を目指すことが重要です。

オフィス・リサーチでは心理的安全性を「会議」「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎」の5つに分類。まずはあなたの職場の心理的安全性を可視化してみませんか?

小さな成功と自走化がカギ

運動会はチーム単位(赤、白、青、黄組など)で行います。同様に運動会の準備や種目もチーム(プロジェクトチーム:以後PT)で進めていきます。このPTが中心となり運動会を取りまとめていく中で、メンバー間で異なる意見や多様な考えに直面しながら内容をまとめていきます。その経験の蓄積と成功体験が自信となり実務へのアウトプットに。さらに初代PTの成果を次の次のPTへ共有することで、運動会を通した「成果の横展開」が可能になります。その結果チームの「自走化」が進み、組織の底上げが可能になります。

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オフィスマッチモデル

Aさん

現在運動会を行っている職場でも、またこれから運動会をしてみようと思っている職場も、オーナス期にあった運動会
オフィスマッチモデル

オフィスマチコ

運動会をボーナス期からオーナス期へ転換

運動会そのものはとても素晴らしい体験ツールです。でもボーナス期の運動会になっていませんか?今こそオーナス期にフィットした運動会へ転換を!

オフィスマッチモデル

これまでの実績

業務時間に業務として運動会を開催、その背景には経営陣の従業員の働き方改革と健康経営の推進が狙い。約70名の授業員(執行役員、正社員、パート含む)が準備から本番まで自分達で考えた種目を実施。開催後のアンケートでは驚きの結果が。

コロナ禍で在宅勤務を標準とした働き方を推進する中、「業務効率向上にはコミュニケーションが必要」「メンバーの出入りによるチーム力強化が課題」といった社内からの声に、オンライン研修での「チームビルディング研修」を実施し、事業部の一体感を醸成した。戦略的・意図的に「雑談」を作り出す仕掛け・仕組みが散りばめられた研修。

運動会フェス以外にも、こんな取組実績が!

トップが目指す「健康経営」を社員全員で共有するために「体験型研修〜密室からの脱出〜」を謎解きで実施。チームで様々なミッションをクリアし、時間内に部屋を脱出するという目的が、健康経営とどのように結び付き、そして従業員が「腹落ち」するための「仕掛け」は?!

今の自分の心と体を数値化し「自分ごと」として把握。その後約3ヶ月のエクササイズ(週1日・30分)を就業時間内で実施。チームで楽しく、会話をしながら、息を弾ませる瞬間を共有体験し、雑談作りの仕掛けに!3ヶ月後に心と体の数値の変化が、自身の健康に「気づき」を与えその後のモチベーションに!

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